Googleアドワーズの完全一致「類似パターン」を発動させない方法
今年の春から、
Googleアドワーズでは、
「類似パターン」
というものがはじまっています。
Googleの説明では、
「振り込み」で完全一致登録した場合、
「振込」でも広告が出る、という説明です。
「子猫」
「小猫」
といった場合も同じですね。
これは一見悪い変更ではないのですが、
こういう困ったケースもあります。
「防災」を完全一致で入れて、
「被災」で類似パターンでマッチしてしまう、
というケースです。
もうここまで来ると、
キーワードを「完全一致」として登録する意味がないですよね。
Googleもヤフーも、
広告主にできるだけ負荷をかけずに顧客を獲得できるよう、
配慮してくれるのは嬉しいのですが、
「意図したキーワードで意図した広告が出ない」
というのはとても困るわけです。
振込とか小猫はわかるのですが、
上記のような例は、
せっかくキーワードを広告文タイトルに入れているのに違った広告が出てしまうだけでなく、
「意味」まで違ってくるので、
クリック率やコンバージョン率が悪くなってしまうんですね。
最近、このような「登録キーワードが勝手に拡張される」という流れが、
行き過ぎているケースが見られます。
先日、
これの対策として、
メルマガで「検索クエリを見て除外する」方法しか記載しなかったのですが、
Googleアドワーズのキャンペーン設定で「類似パターンを含めない」とする設定を忘れていたので、
下記に表記します。
(ヤフーリスティング広告にはこの設定はありません)
キャンペーンをどれか選択し、「設定」タブを開きます。↓
下の方の「キーワードマッチ」の「編集」をクリックします。↓
「類似パターンを含めない」を選択して保存します。↓
これで、
類似パターンで妙な拡大解釈をされてしまうことを防ぐことが可能になります。
オートマの車をミッションに戻す感じですかね。
キーワードの網羅数が多く、
きちんと広告グループも細分化している方にはおすすめします。