訂正あり:MFO(アービトラージ)サイトの対策方法(Yahoo!リスティング広告ver3版)
※訂正: 2/14
残念ながら、
「検索のみ」
設定としても、
MFOと思われるサイト(ニフティやエキサイトなど以外のブランド価値の低いサイト)
へ広告が露出する状況が確認されました。
「対象外サイト」
の登録が現状ではYahoo!リスティング広告ではできないため、
対処法がありません。
以前のようなでたらめなサイトはありませんが、
あきらかな無駄クリックは問題です。
何をもって無駄クリックか、ブランド価値が低いとはどういうことか、
といった定義が難しいですが、研究してみます。
結果はまたこのブログでお知らせします。
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Yahoo!リスティング広告のMFOサイト対策についてですが、
今回新しくver3となり、
「対象外サイト」の登録はできなくなりました。
また、「広告配信先レポート」もなくなってしまいました。
参考:
MFOという大問題(怒)~Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)
この対策についてですが、
あまりにも多くの人が対策をしていないので、
ブログを書きます。
対策方法としては、
以下の方法で、
「広告掲載方式」を、「検索のみ」とすることで、
質の悪いサイトは除外すること可能です。
この設定をすることで、
・ヤフージャパン
・bing
・nifty
・goo
など、検索大手やポータル大手の検索のみに出せるようです。
Yahoo!リスティング広告ver3となり、
この設定をしている広告主は今のところ極めて少数です。
広告代理店はインプレッションが減るのが怖くて設定できないんでしょうね。
5千円以下の低額商品、
または衝動買いが起きそうな商材、
あるいはマス商材(車、住宅など)、
をビジネスとして扱っていないのなら、
設定を「検索のみ」とすることを強くおすすめします。
(設定方法)
Yahoo!リスティング広告ver3の管理画面に入ってから、
「キャンペーン管理」(上)のタブをクリック
↓
左側の「キャンペーン一覧」からなんかのキャンペーンをクリック
(キャンペーンごとの設定になります)
↓
「キャンペーン設定情報」をクリック(下図)
↓
一番下、「その他の設定」の右横の「編集」をクリック(下図)
↓
「広告掲載方式の指定」を「検索のみ」に指定、「編集内容を保存」を押して終了(下図)
ただし、
この話は、今のところ、ということで、
明日には変わっているかもしれませんので注意ください。
いずれにせよ、
Googleアナリティクスなどで、
どのようなサイトから流入があるのか、
というチェックは怠らないようにしてくださいね。
MFOサイトについては、
仕様を新しくして、しぶとく生き残っているのが現状です。
検索したらポイントを出すサイト、
どうかんがえても不自然な検索サイト、
などは現存しています。
不正クリック防止機能は、
Googleアドワーズの機能が、
Yahoo!リスティング広告ver3には導入されています。
この不正クリック防止機能によれば、
自動検出されない無効なクリックは全体の 0.02 % 未満、
つまり5千回に一回以下、ということですので、
ある程度の不正防止は期待できます。
参考:
Inside AdWords-Japan: 不正クリックについて知っておいて頂きたいこと
なんですが、
今のところは、Yahoo!リスティング広告ver3もまだ安定しているとは言い難い状況ですので、
管理はしっかりやっていきましょう。