キーワード市場新規参入のチャンスは今こそ

投稿日:2011年3月30日

3/11金の14:46以降、
大地震によって、
多くの検索キーワード市場は、
その検索数を下げた。

当然、キーワード広告(PPC)の露出量も大きく減り、
その後のインプレッション数(≒検索数)は、
半減したアカウントが多かったと思う。

その後、1~2週間で元に戻っている市場も多いが、
総じて、20%~30%減くらいの影響の市場が多いと思われる。

特に、
建築系の業界は、資材が激減したために、
仮にコンバージョン(問い合わせ)が獲得できても、
現場が動かないために成約が取りにくい状況が続いている。

参考:
建築資材の合板が消えた。 (アゴラ) – Yahoo!ニュース

また、大きなダメージを受けた市場として、
イベント系や旅行系のキーワード市場は激減し、
また既存の注文もキャンセルが相次いでしまっている。

一方で、
劇的に検索数が増え、
広告のクリック率も上昇し、CPAが普段の十分の一になってしまうほどの、
コンバージョンを出したキーワード市場も多数ある。

食品系、防災系、停電トラブル系、
あるいは原発事故に関連したキーワードだ。

これは、
お客さんの需要に応える、
という意味で、立派な社会貢献であり、
ビジネスチャンスである。
(震災だからぼったくるという意味ではなく)

そういう意味では、
新規事業を立ち上げるのなら、
いまほど適した時期はない。

ビジネスで成功したければ、
しかも後から参入するプレーヤーが利益を得ようとするなら、
「他の人間が動いていないときに動く」
ことがもっとも重要である。

こういった社会的な需要があり、
全国展開ができるようなビジネスを、
超スピードで事業化し、
立ち上げることができるのが、
キーワード広告の最大の醍醐味のひとつなのである。

なにせホームページとクレジットカードさえあれば、
明日からでもお客さんの注文を獲得できるのが、
Yahoo!リスティング広告やGoogleアドワーズ広告の世界である。
(残念ながら最近のYahoo!リスティング広告の審査はえらい遅いが・・・)

すでに、
この機会を逃さず、
突然出現したキーワード市場に対して、
わずか2週間足らずで協力できる会社を探し、
サービス体制をつくり、
ホームページをつくり、
広告を出稿してコンバージョンを獲得している人が、
出てきている。

お客さんの問題を解決し、
その対価としてお金をもらう。

これが商売人の原点だ。
不謹慎などと言っていたら、
困っている人を救うことができないのである。

この機会を商売人として、
事業家として生かしたいのならば、

まずは検索数の伸びを、
Google Insights for Searchで調べてみよう。

Google Insights for Search

新聞紙上を賑わしている言葉をいろいろと調べてみれば、
アイデアは沸いてくるはずだ。

※次回のブログで、
具体的なキーワードを掲載します。

また、どんなキーワードを探せばよいか、
という基本については、
拙著をご覧くださいね。

Amazon.co.jp: 1億稼ぐ「検索キーワード」の見つけ方 儲けのネタが今すぐ見つかるネットマーケティング手法: 滝井 秀典: 本

プロフィール

  • 滝井秀典
  • キーワードマーケティング 代表取締役。検索キーワード広告(PPC、リスティング広告)の研究、実践、教育をしています。会社の方では運用代行など。

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  • 株式会社キーワードマーケティング

著書・推薦本

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