今、すべきこと。

投稿日:2011年3月14日

この度の、東北地方太平洋沖地震にて被災されました皆様に、
心よりお見舞い申し上げます。

大変な事態ではありますが、みなが協力することで、
かならずこの試練を乗り越えられると、
私は信じています。

弊社およびワードシーカーのスタッフおよびその家族はみな無事です。
ご心配ありがとうございます。

●今すべきこと

今、私たちがすべきこと、を私なりに考えてみました。
優先順位で5つあります。

人それぞれ、考え方は違うと思いますが、
このメルマガを読んでいる人の参考になれば、と思います。

(主に東京を中心とした関東圏の人に向けて書いています)

まず第一に、
私たちがすべきことは、

「被災者にならない」

ことだと思います。

被災者になると、行政をはじめ、多くの人に負担をかけさせることになります。

東京における「通勤難民」も、
行政に負担をかけている点において、
立派な被災者、です。

11日の深夜は、小中学校をはじめ、
多くの公共機関が、
深夜まで施設を空け、
毛布や飲み物、食べ物を用意してくれていました。

決して新聞やテレビには出てこない人たちの、
徹夜の懸命な努力が払われています。

市役所をはじめとする行政は、
電気、ガス、水道などのインフラ整備に追われています。

ほとんど報道はありませんが、
茨木や、千葉では、
多くの都市で水が出なくなっています。

(水道が断たれると大変に生活は苦しくなります)

私たちが、
通勤難民になることで、
行政の方々の負荷を増やすべきではありません。

徒歩や自転車で事務所に行けるのでなければ、
今日から2日以内に、
マグニチュード7以上の地震の可能性が70%以上もあるのですから、

経営者は、
スタッフに自宅作業をさせることができるのなら、
そうすべき、と、
私は思います。

(病院、お医者さんやリフォーム、介護、薬局、
生活インフラ関係従事の方、などはもちろん例外です)

地震が起これば電車は止まってしまいます。

「通常通りの仕事や消費、生産活動をすべき」
という論調には、
私は反対します。

第二に、

「被災者救助の邪魔をしない」

ということが大事だと思います。

大きな余震が起こる可能性がある現在、
車を使っての通行は、

救急車の通行の邪魔になるだけ、
だと私は思います。

また、
現地へのボランティアなどは論外で、
自分たちの食事が現地の食料を減らすだけになるでしょう。

できるだけ動かずじっとしていることが、
むしろ社会貢献だと思います。

第三に、

「家族を守る」

ということが大事だと思います。

仕事や支援の前に、まずは自分の周りの家族の心配をすべきと考えます。

家族の安全、
家族の今後の心配を払拭してから、
仕事にかかるべきだと思います。

特に、
年老いた両親をお持ちの方は、
元気な顔をみせてあげるだけで、安心するでしょうし、
こんな時こそ、家族の絆、価値を再認識できるはずです。

第四に、

「お世話になっているお客さんの支援」

をしてみるとよいと思います。

仕事上で、既存のお客様で東北地方や、
関東北部の方がいらっしゃるのなら、

その人たちにコンタクトを取り、
「なにかできることはないか」
と支援の申し出をしてみると良いと思います。

私は、
福島のクライアントに安否確認のメールをしたところ、

「風評被害がすでにはじまっている」
「福島の食品不振が今から心配だ」

というメールをいただきました。

「なにができるか」

を考える前に、

「困っていそうな人に、直接、何に困っているかを聞いてみる」

ということをすべきだと思います。

第五に、

「仕事を通じた社会貢献」

ができないか、考えてみることだと思います。

普段通りに、仕事をして、お客様の問題を解決することも、
立派な社会貢献です。

これは人それぞれ、
会社それぞれ、

でよいと思いますが、

重要なことは、
優先順位としては5番目であって、

自分が被災者にならないこと、
被災者救助の邪魔をしないこと、
家族を守ること、
現に困っている自社のお客さんの支援をすること、

の方が優先順位としては、
はるかに高い、
と私は考えています。

ご参考になれば幸いです。

●業務連絡的な話

・弊社の今後の対応について
http://www.niche-marketing.jp/MT-files/002300.html

・教材等配送商品の対応について
http://www.niche-marketing.jp/MT-files/002301.html

弊社スタッフは、
事務所には通勤しておりませんが、

スカイプ、メール、ドキュメント共有、
などで、
通常通りの業務を行っています。

みなさん、
力をあわせて、この国の危機を救いましょう。

プロフィール

  • 滝井秀典
  • キーワードマーケティング 代表取締役。検索キーワード広告(PPC、リスティング広告)の研究、実践、教育をしています。会社の方では運用代行など。

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  • 株式会社キーワードマーケティング

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