広告アカウント運用とメールの返信どっちを優先させる?

投稿日:2010年9月9日

Googleアドワーズなどのキーワード広告のアカウント構築や運用は、
大変な集中力が必要です。

ゼロから新規で1万件のキーワード群を構築をするときなどは、
キーワードを収集し、
分類し、
キャンペーン、広告グループ、キーワードの構造を決め、
入札額を入れて、
マッチタイプを決めて、
広告文を書いて、
ランディングページを設定して、
アドエビスURLも生成して、
さらに再設定して、
CSVからアドワーズエディタ入れてアップして、
ああ、
あとアナリティクスも一応いれとかなきゃ・・・

と、途方もなく膨大な作業量があります。

さらには、
運用フェーズでも、
事実の把握、分析、アクションプラン設計、アクション実行、
という大変に集中力と時間を必要とする仕事が続きます。

こんなとき、
「メールの返信」といった、
細切れの、
しかし無視することはできない仕事に対しては、

(広告の反応の返信メールではなくて、
日常業務のメール返信の話です)

どのように対応すべきか?

というテーマは、
リスティング広告(PPC)に携わっている人なら、
だれもが悩むポイントだと思います。

私は、
以前は、徹底的に「メールを溜めまくる」派でした。

集中仕事、
アカウント構築や執筆などの期間に入ると、
メールを溜めまくっていました。

2~3日返信をしないのもあたり前。
電話で催促があったら仕方なく返信する。

集中仕事のがめどがたったら、
まとめて返信する。

こんな感じでした。

しかし、
このやり方は、

効率がよいどころか、
かえって非効率になってしまう問題を抱えていました。

それは、

「相手を待たせてしまっているのではないか」
「なにか重大な問題がメールを返信しないことで起こるのではないか」
「仕事がたまっていて不安」

というネガティブな心理が重くのしかかってしまい、
肝心の「集中仕事」に身が入らない、
というとっても深刻な問題でした。

で結局効率が悪くなり、
集中仕事のクオリティが下がる、
しかし、メール返信なんかしてたら集中できない、
どうしたらいいんだ、
という悩みを抱えていたのです。

で、最近、
このやり方を抜本的に変えました。

「メール即レス方式」

に変えたのです。

その結果、
劇的に生産性は高まりました。

とにかく、
頭の中から心配事がなくなり、
とてもクリアな状態でクリエイティブな仕事にかかれるから、
です。

ただ、
常にちょこちょこメールチェックをするわけではないです。

例えば、
1時間半に1度、などと私はしています。

人間の集中力は、
1時間30分程度が限界だと思っているからです。

「メールを溜めるな」
「「メールは一日に二回しか見るな」は大間違い」

とノウハウを教えてくれたのは、
税理士の吉澤大さんです。

特に、
外出先から、「出先から失礼します」と、
ショートメールをとりあえず返す、
という考え方は、
大変に参考になりました。

本日の吉澤大さんのメルマガから、
このメールノウハウを転載しますので、ぜひ読んでみてください。

メルマガが欲しい人は、

こちらの吉澤さんのブログからメール登録してくださいね。

【「メールは一日に二回しか見るな」は大間違い】

さて、iPhoneにより出先でもオフィスと同じように仕事をこなす
ことで業務効率は確実に上がります。

また、iPhoneによってお客様の満足度を
確実に上げる方法もあります。

それは、メールに対してすぐに返信をすると言うこと。

たった、これだけです。

最近のビジネス書の中には
「仕事に集中するためにメールは一日にニ回だけチェックせよ」という
ようなことが書かれているものをよく見ます。

しかし、私はこの主張に真っ向から反対いたします。

余程実績のある人ならいざ知らず、例えば新人でこのようなことを
得意気にいう人がいたら、私は間違いなくその人に二度と仕事は頼みません。

ましては、メールの返信もしてこないのにtwitterなどに
書き込みなどしていたら・・・(笑)

そこまでひどくなくても皆さんの中には
レスポンスの悪い上司の「了解」というたった一言を待っている間、
長時間その後の仕事に取りかかれなくなったと言うことも多いことでしょう。

これでは、その人が作業工程の「ボトルネック」と
なっているようなものです。

そうならないためにも、まずは受け取ったメッセージに対しては
できるだけ早く返信をすることが大切なのです。

少なくてもメールを見ないことで得られる集中力アップよりも、
遥かに価値のある相手の満足度アップを得られることを保証します。

そんなクイックレスポンスを出先からでも可能にするのが
iPhoneなのです。

「ケータイでもできるだろう」ですって?

もちろんケータイだってメールは送ることが出来ます。

しかし、お客様にケータイからメールを送ると
後日そのアドレスにメールを送付してくる方がいます。

その時に、添付ファイルをつけられてしまうと読むことができないという
トラブルがちょくちょく起きてしまいます。

ですから、できるだけビジネスではケータイで
お客様にメールを送るのは避けた方がよいでしょう。

「出先から簡素な了解だけのメールをお客様に送るのは失礼」ですって?

大丈夫。そういう場合はメールの最初に

「出先より失礼します」

と書き加えればよいだけのことです。

クイックレスポンスでお客様の満足度を上げたいあなたに
オススメの方法です。

是非、お試しあれ!

プロフィール

  • 滝井秀典
  • キーワードマーケティング 代表取締役。検索キーワード広告(PPC、リスティング広告)の研究、実践、教育をしています。会社の方では運用代行など。

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  • 株式会社キーワードマーケティング

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