MFO問題その2 ~ヤフーに対する要望
さて、
かなりの反響を呼んでしまった、
の記事だが、
ヤフーに対するスタンスを、
書いておこうと思う。
私たちは、
ヤフーに対して、
「MFOをやるな」
と言っているわけではない。
ヤフーがどのような広告商品をつくって販売しようが、
ヤフーの勝手である。
私たちがとやかく言う筋合いのことではない。
私たち広告主は、
役に立たないしょうもない商品であれば、
「買わなければよい」
だけだからだ。
要するに私たちがヤフーに対してどうしてほしいか、
といえば、
Yahoo!リスティング広告において、
「ヤフーの検索結果にだけ表示する」
というオプションを作ってくれればよいだけの話なのである。
Googleアドワーズには、
この機能がある。
これと同じものをつくってくれさえすれば何の問題もないのだ。
Googleの広告配信ネットワークの選択画面↓
(Google検索、だけを選択できる)
広告主が、
Yahoo!リスティング広告にお金を払おうとしているのは、
ヤフーの検索結果であって、
MFOサイトではない。
運営会社の記載すらないサイトなどには、
広告を載せたくないのである。
あるいは、
検索ではないのに、検索に見せかけた広告を、
「スポンサードサーチ」
としてクリック単価を支払いたくはないのだ。
さらにいえば、
「どう考えても、一般ユーザーがこのようなサイトを利用するはずがない」
としか思えないようなサイトのクリックに、
貴重なお金を支払うつもりなど毛頭ない。
たとえば、
こういったサイトがその典型例である。↓
http://knows.jp/
http://navi-words.jp/
今のところ私たちは、
「対象外サイト」を、管理画面で登録していくしかないのだが、
限度がたったの250しかないので、
雨後の竹の子のごとく現れるMFOサイトを、
追加で除外することができない。
これでは対象外サイトの登録など、
あっても無意味だ。
ヤフーがもし、
「MFOサイトでもコンバージョンが得られるはずだ」
と本当に考えているのなら、
このような中途半端なやり方ではなく、
正々堂々と、
Googleのように、
広告配信先を選択できるようにするべきだろう。
私たちは長らく、
多くのクライアントに、
「Yahoo!リスティング広告(旧オーバーチュア)は、
ヤフーの検索結果に広告が出せるんですよ」
と説明し、
広告投資をしてもらってきた。
しかし、
今後はその説明の方法も変えざるを得なさそうである。
PS
「配信対象外サイト」の登録方法を、
動画でアップしました。