決して眠らない鉄板のクラシックNO.1はこれだ。

投稿日:2010年2月17日

今日は友人にさそわれて、
サントリーホールに行ってきた。


久石譲Classics2
http://www.promax.co.jp/info/10_02_hisaishi/index.html

私が久石ファン、
ということで、誘ってくれた。

ジブリ音楽や、
たけしの映画の音楽、
で有名だ。

しかし、
今回はピアノでもジブリ音楽でもなく、
久石さんが指揮をするクラシックである。

・・・不安がよぎる。

クラシックといえば、
もうわたしは寝る。

ほんと寝る。

最近はクラシックもよく聞きに行くのだが、
ほぼ100%の確率で寝てしまう。

寝に言ってるのと変わらない。

今回の席はしかし、
1列目。
度真ん前である。

手を伸ばせば楽団奏者のヴィオラにも手が届いてしまうんじゃないか、
というくらいの近さ。

さすがに、
この位置関係からも寝ないだろう、
と思いきや、

1曲目の久石オリジナルの曲から即効で寝てしまう。

たぶん、
70%ぐらいは寝てしまった。

大変に失礼である。

東京フィルの方も、
目の前で寝られてはさぞや不愉快だったに違いない。

しかし、
仕方ないんである。

気持ちよく寝れてしまうんだから。

もうとんでもない睡魔におそわれて、
どうにも寝てしまうのである。

2曲目は、
モーツアルトの交響曲40番。
(結構有名な曲)

いやーやばいなあ、
と思いつつ、
やはり第一楽章途中で寝てしまう。

起きたのは第四楽章最後の手前。

90%くらいは寝てたことになる。

モーツアルトは美しいとは思うが、
まったく私の心の琴線には触れない。

睡眠を誘うにはもってこい、
である。
(赤ちゃんにもおすすめだ)

静かなパートで、
いびきをかいていなかっただろうか、
とたいそう不安になる。

そして、
20分間の休憩をはさんで、
メインの曲、

ブラームスの交響曲1番。

そう、
この曲。

私にとって、
この曲だけは最初から最後まで、
眠らずに絶対に聞けて、
感動すること間違いなし、
のクラシックの鉄板である。

この交響曲は、
ヨハネス・ブラームスさん
という、

「あなたどっからどう見てもドイツ人ですね」

といういかつい髭面のおっさんが43歳の時に発表した、
今から176年もの前の曲である。

構想から21年かけてつくったそうである。

時間かけりゃあいいってもんでもないが、
しかし本当に素晴らしい曲なのだ。

荘厳で、
ドラマティックで、
ロマンティックで、
フィナーレはこれでもかとばかりに感動的。

途中、
「ゴジラ
を思わせるフレーズがあるところも、
好感が持ててナイスなポイントである。

本日の久石さんも、
おもいっきり気合い入っていて、
汗だくになって指揮をしていた。

特にすばらしかったのは、
東京フィルのコンマスのヴァイオリンの方。

ソロパートは切れまくり、
気合い入れて弾きまくって足の裏がなんども見えるくらい、
体を動かし、
情熱的に弾きまくっていた。

感動した。

うーん素晴らしかったなあ。
心現れる、とはこのことだ。

苦悩と運命に徹底的に立ち向かい、
試練を乗り越えて、
その先に壮大な歓喜の時を迎えるような、
そんなイメージ。

勇気をもらえる。

思わず、
「ブラボー!」
と立ち上がって拍手したかったが、
シャイな私には無理な話であった。

クラシックは縁遠い、苦手、
という人も、
このブラームス交響曲1番、
はおすすめです。

プロフィール

  • 滝井秀典
  • キーワードマーケティング 代表取締役。検索キーワード広告(PPC、リスティング広告)の研究、実践、教育をしています。会社の方では運用代行など。

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