この、秋の美しい言葉
投稿日:2008年9月27日
「秋茜」
ってなんだか知ってます?
赤とんぼの一種だそうです。
wkipedeia「秋茜」
この本からの引用。
故郷の風景。
赤とんぼという名前のとんぼがいるわけではありません。
胴が赤いとんぼの総称で、秋茜もその一種です。
ほかには、夏茜(なつあかね)、深山茜(みやまあかね)、姫茜(ひめ
あかね)、舞妓茜(まいこあかね)などがあります。
実りの季節をむかえ、
黄金に色づいた稲穂の上を飛びかう赤とんぼ・・・
やがて、空も、茜色に染まっていく・・・
私は、
「秋茜」というたった2文字の言葉を見ただけで、
脳内に、
日本の田舎道の、秋の夕焼けのイメージが沸き起こり、
鈴虫の音色すら聞こえそうになりました。
表語文字(ひとつの文字でイメージをつたえられる)
で言葉を構成する日本語の偉大さだと思います。
(※アルファベットは表音文字)
漢方の薬剤師、泉谷さん
が、私にすてきな言葉のプレゼントをしてくれました。
本当に、
季節の移り変わりは早いものです。
年を取れば取るほど、
時間の流れが早く感じます・・・・
もう、秋ですね。