ある意味悲しい結末
投稿日:2008年6月14日
なんでヤフーがGoogleと提携しなければいけないのか、
よくわからない人も多いだろう。
要するに、
これまでのマイクロソフトをからめた4兆円もの騒動は、
キーワード連動型広告(コンテンツも含めた)の技術覇権争いだった。
中にいる人は死ぬほどよくわかっているが、
外から見ている人には、なにが起こっているのか、
さっぱりわからないのでは。
オーバーチュアファンだった私としては、
ある意味、悲しい結末である。
「需要のあるキーワードを選択し、
そこに広告を個別に出していく」
という発想は、
Googleアドワーズにはもともと存在せず、
オーバーチュアの管理画面が生んだ、
素晴らしいカルチャーだったと思う。
まあ、
過去の思い出に浸っていても仕方ないか。
時代は恐ろしいスピードで流れていく。
過去を振り返ることなく、
前に進むのみ、である。