Road to the readership
「滝井は大丈夫なのか?」
と、
はげましやら、ご心配のメールをいただいてますが、
大丈夫ですよ!
もう、なんというか最悪の事態は避けられ、
よい方向に向かっています。
ありがとうございます!
今日は、この本を読み直していた。
大変な名著である。
経営者、マネージャーなど、
リーダーシップを問われる立場のビジネスパーソンは必読です。
ビジネスと家庭は表裏一体に進んでいて、
次のような四章のプロセスを踏んでいくそうである。
第一章
成功に向かって一歩を踏み出し始める。
この時期は、仕事はつらく、家庭は円満。
↓
第二章
成功に向かって見事離陸。この時期は仕事は好調、
家庭で歪みはじめる。とりわけ子供を通じて現れる。
↓
第三章
成功への目標の分かれ道。この時期仕事は好調だが、
人間関係で問題勃発。
家庭は「お互いを期待しないこと」でバランスを取るあきらめムード。
↓
第四章
仕事と家庭のバランスの回復。
仕事においては人を指導する立場への脱皮。
家庭においては主導権争いから相互依存への進歩。
私は今、第四章を迎えていると、
信じたい。
どうやら人生が私に、
”リーダーシップを取ることができるのか?”
と問いかけているらしい。
私の周囲の人の中にも、
「仕事の成功の裏、の家庭事情」
で、子供が病気になる人は多い。
それによって、
子供は、夫婦の絆を戻す。
なぜなら、子供が病気になれば、
喧嘩中の夫婦も休戦し、
コミュニケーションを取らざるを得なくなるからだ。
しかし、
私の息子は、イヤになるほど元気である。
もしかすると、
妻がそのトラブルの代わりをしてくれたのか、
(病気ではないです。ご心配なく)
と思うことがあり、
100万部のベストセラー「鏡の法則」の著者、
野口さんにこの話をしてみると、
「魂のレベルでは、そういうことはありえますね」
と話してくれた。
私は、魂の存在や、目に見えない精神世界などといった世界は、
まったく信じていないが、
そういうこともあるかもしれない、
と思う今日この頃である。
著者の神田さんは、
仕事で大成功を収めながら、
子供の死の危険性のある病気の発生、
妻との離婚の危機、
社員の謀反、
などの幾多のトラブルを乗り越えた。
そして、その体験から、
こんな言葉でこの本を締めくくっている。
「愛する子供を抱きしめられること。
妻の存在に心から感謝できること。
こうした悲しみ、そして喜びをともに共有できる友に出会えること。
すべてが僕の人生に、あなたの人生に、
宝石のような光を与えてくれる。
優しさと力を与えてくれる。
それは地雷じゃなかった。
宇宙からのギフトだったよ」
困難を、
贈り物に変えることができるかどうかは、
私の人間としての器が決めるだろう。
自分を信じて前に進むのみ、である。