アンダードッグの意地か。劇的な幕切れだったスーパーボウル。
投稿日:2008年2月4日
素晴らしいゲームだった。
圧倒的なペイトリオッツ有利の声の中、
意外なほどの、
逆転、再逆転のくり返しのシーソーゲーム。
最終Q、
残り3分を切ってからの、
ジャイアンツ、イーライ・マニングのドライブは、
まさに執念でもぎ取った逆転劇。
(最初のCMが30秒、うっとうしいけどがまんしてね)
およそ、
私が見る限り、
「残り数分、タッチダウンさえ許さなければOK」
という状況で、ペイトリオッツディフェンスが、
7点を許したのを見たのは、
はじめてのことだ。
偉大な兄になにかと比較され、
結果を出せずに、
批判され続けてきたイーライ。
さぞかし、悔しい思いもしてきただろう。
(私も末っ子だから彼の気持ちはよくわかる)
適地で10連続勝利を挙げ続け、
ほとんどすべてのゲームで、「不利(アンダードッグ)」
を予測されながら、
勝ち上がってきた原動力は、
彼の「意地」にあったと、私は思う。
私は、
どのような逆境にあっても、
圧倒的に不利な状況にあっても、
ファイティングスピリッツを失わない、
精神力の持ち主が、大好きである。
あらためて、フットボールの面白さを感じた、
最高のゲームだった。