中村俊輔と右脳の言語機能
人間が道具を使って進化できたわけは、
利き手である右手と、
人間の右半身をコントロールする左脳の言語機能が、
なんか影響を与えたらしい。
右手の器用さが言語を生み出したのか、
言語が右手の器用さを生んだのか、
はわからないけど。
ところで、そんな人間にも、生まれつき「左利き」の人がいる。
この人たちもほとんどは言語機能は左脳にある(85%くらい)
んだけど、
、
まれに、
「右脳に言語機能がある左利き」
がいるらしい。
(左利きが全体の5%だとすると、出現確率は0.75%。
130人にひとりいるかいないか、って感じ)
右脳はイメージと創造の世界なので、
スポーツの世界では、中村俊輔のようなレフティー(左利き)からは、
誰も思いつかないようなクリエイティビティあふれる、
天才的なプレーが生まれたりする(らしい)。
ワールドカップ前親善試合の日本×ドイツの高原の1点目。
これの起点となった、
俊輔の左アウトサイドキックは、
もうそこにしかない、というタイミングとスピードとコースに放たれた、すごいパスだった。
まるで繊細な糸を引くような、周りの時間が止まったかと思うほど
美しいスルーパス。
セリエAを離れてしばらく生で見ていなかったけど、
いまだ黄金の左は健在なようで、とってもうれしい。
彼の芸術的なプレーを見ているだけで、なんというか
「今、この時代に生まれてきて、彼のようなファンタジスタと同じ時をすごすことができて本当によかった」
と、涙まじりに感じてしまう。
ワールドカップでは、もちろん決勝トーナメント進出を望むけど、
できることなら、
豪快さと華麗さを兼ね備えた、一生記憶に残るようなゴールが、
俊輔の左足から演出されることを、
切に願っている滝井でした。
※ちなみに私はコテコテの右利きです。
7439 左利き
1188 左利き 天才
499 左利き 矯正
438 左利き 用
306 左利き 芸能人
305 左利き ギター
300 左利き 有名人
280 ギター 左利き
265 私 彼 左利き
250 左利き 人
179 右利き 左利き